NANAです。読書好きな私ですが、最近は専らビジネス書やお金についての本を読んでいます。図書館で借りることも多いのですが、人気の本はなかなか借りられないので、よくamazonでポチって買ったりしています。あ、メルカリも多いです。
今回ご紹介したいのが、与沢翼さんの最新刊「お金の真理」です。与沢翼さんといえば、仮想通貨で大儲けしたイメージとか、「ネオヒルズ族」という別世界のイメージとか、とにかく「お金!お金!お金!」なイメージですよね。
一般的に「お金」というと良くないイメージを持つ私のような庶民が多いと思うのですが、いい加減そんなイメージを持ってしまう自分を変えたい、という思いもあり、今回この本を購入して読んでみました。主婦目線で恐縮ですが、ぜひお付き合いください!
与沢翼の「お金の心理」は2020年コロナ禍に書かれた最新本
最初から重要なことを書くのですが、この与沢翼さんの「お金の真理」は2020年5月1日に発刊されている彼の最新本です。2020年5月に発刊されたということは、書かれていたのはきっと2020年1月〜3月とかその辺りかと。そうまさにコロナ禍。日本もさることながら、世界中がコロナの危機に直面していた時期です。
この社会情勢の中で書かれたこの本は、まさに「時代に即した」お金の本だと言えると思います。テレビやYoutubeに出てくるどんな専門家も、コロナの前と後では世界が大きく変わると発信しています。ということは、コロナ以前のお金の価値観のままで生きていくことはできないということでもありますよね。タイミング的にも、まさにこの本は私が読みたかった本なのです。
「お金の真理」における与沢翼のお金に対する考え方
ここでは「お金の真理」に書かれていることから私が思ったことなどをざっくりご紹介しますね。
1章:お金とは何か?
1章では、お金の特徴についてが述べられています。コロナの流行があったからこそ身にしみて感じられますが、お金はいざというときにこそ価値を発揮するものであり、そのときのために備えておく必要があるということです。個人的には、お金は持っているだけではなく使わなければいけないと思っていましたが、持っているだけでチャンスに対応できるという価値を保有しているということがお金に対しての新たな認識でした。
2章:お金を守る
2章では「お金を守る」ということについて書かれています。お金を守るというとお金を持っている人のための解説かと思いますが、反対にお金がない人ほどお金を守るべきであると言うのです。
お金を守るためには、自分自身の過去のジャッジミスを認めなければならないときもあり、同時にそれはチャンスでもあるという考え方。自分とお金に向き合えば向き合うほど、痛みや思い込み、そしてチャンスが見えてきそうです。
3章:お金をつくる
3章では「お金をつくる」ということについてが書かれています。多くの人が最終的には老後を過ごすためのお金を作ることに邁進する一方ですが、お金をつくるためには節約だけではなく増収という認識が必要です。与沢翼さんは、そこにインターネットとの融合が重要であるというスタンスをとっています。
4章:お金を増やす
4章ではお金を増やすということについて書かれています。お金を増やすためにはコストを下げながら売り上げを伸ばすという考え方が重要出そうで、「我慢の哲学」という言葉でわかりやすく表現しています。(これについては私自身深く考えさせられたので次項で詳しくご紹介します)
5章:お金に愛される生き方
最終章ではお金に愛される生き方についてが述べられています。よく「お金は出せば入ってくる」と言いますよね。しかしこれでは説明不足であり、与沢翼さんの解釈を読みながら、お金を出すときの自分の心が大事なのではないかなと思いました。「お金を我が子のように考えること」「お金を大切に思えば適当な扱い方や使い方はしない」というのは、まさにお金の真理であり、本来の向き合い方なのかなと思います。
与沢翼の本「お金の真理」についてのNANA的おすすめポイント
与沢翼さんの最新刊「お金の真理」で私が一番参考になったのは、お金持ちになるための考え方が庶民の私にも分かりやすく手取り足取り書かれている点でした。いくつもあるその点の中でも、ここでは2点にフォーカスして解説したいと思います。
最低限度の質素倹約・虎の子で仕掛ける勝負
例えば、「お金を守る」の章で書かれている、「お金持ちになるための方法は各自が満足できる最低限度で質素倹約に過ごし、虎の子で勝負を仕掛ける。」ということ。お金持ちというのは、庶民の私とは全く違う価値観を持っていて、そのステップに進めないとその感覚を掴むことはできないという漠然とした異世界感がありましたが、「各自が満足できる最低限度で質素倹約に過ごす」ということが、どんなお金持ちでも前提にあるということを知れたのは私にとってとても意味がありました。
もちろん、最低限度の質素倹約は人によってラインが違うと思います。しかも虎の子で勝負を仕掛ける、というのもどんな勝負を仕掛けたらいいのか、さっぱり分かりません。でも、来るべきときのために、お金の価値を知っておいたり、お金を守っておいたりすることの意味を理解できてよかったと思います。
コップから1億が溢れてきてからやっと使う
「貯金=悪」という風潮がここ最近ありますよね。コロナで支給された給付金も、貯金に回したらいけない!という人がいますが、私はこの本を読んで来たるべきときのために、お金の使い方はしっかり吟味するようにしようと改めて思いました。
確かに、お金が回ってきたら使いたくなります。今まで使っていなかった分まで使おうとする気持ちはよく分かります。でも、忍耐の力で抜けたときに、本当に純資産1億円は目指せるのかも知れないと思えるようになりました。
まとめ・与沢翼おすすめ本「お金の真理」は絶対読んでみて!
今日は与沢翼さんの最新刊「お金の真理」について私独自で感じたことを含めてご紹介させていただきました。与沢さんの本当に意図したことが汲み取れているかどうかは分かりませんが、これからの私自身のお金との向き合い方を大きく変えてくれる本になりそうです。まだ読んでいない方はぜひ手にとっていただきたいと思います!